JBoss Advent Calendar 2012の9日目のエントリです。
JBoss AS7には管理CLI(Command Line Interface)がついていて、設定とか情報取得とか管理作業ができるようになっているのですが、このCLIにはGUIもあります。
え、意味がわからない?CLIのGUIです。もう一度言います。CLIのGUIです。
起動してみましょう。
./jboss-cli.sh -c --gui
この--guiオプションを指定するとSwingのGUIが起動します。
このGUIは管理CLIで操作できるツリーをGUIのツリーで表示してくれて、ノードを選択するとCLIの入力を補完してくれたり、ノード上で右クリックするとそのノードのオペレーション一覧を表示してくれたりします。コマンド入力補助はGUIで行いますが、実行は依然GUIの一番上にあるCLIのところで行うというロックな感じです。
同じくbinディレクトリにJConsole起動スクリプトもあり、この管理CLI GUIはここで起動するJConsoleとも統合されています。
./jconsole.sh
ネタっぽい匂いがプンプンするのですが、管理CLIに慣れていないうちはこのGUIツリーのほうがいろいろ把握しやすく、実際にはとても重宝する機能です。