nekop's blog

OpenShift / JBoss / WildFly / Infinispanの中の人 http://twitter.com/nekop

WildFly 10.1.0.Final リリースしました

WildFly 10.1.0.Finalがリリースされました。WildFlyのサイトからダウンロードできます。 リリースノートはこちら。今回のハイライトはデフォルトでのHTTP/2のサポートです。 HTTP/2をサポートするには、TLSの拡張であるALPNをサポートする必要があるのです…

OpenShift Origin 1.3.0 v1.3.0-alpha.3をoc cluster up

前回のFedora 24でoc cluster upを利用してOpenShift Originをセットアップするのalpha3バージョンです。コマンドのメモだけ。 sudo dnf install git docker -y sudo sh -c "echo INSECURE_REGISTRY='--insecure-registry 172.30.0.0/16' >> /etc/sysconfig/…

Fedora 24インストール

Fedora 24がリリースされたのでいつも通りWorkstationを半自動クリーンインストール。会社のThinkPad T440s、おうちのDell XPS 13 9350とThinkPad X1 Carbon 2012。 Fedora 23でいつも通りliveusb-creatorを使ったらUSBメモリの内容が初期化されてしまった。…

Fedora 24でoc cluster upを利用してOpenShift Originをセットアップする

超簡単バージョン。数行のコマンドでOpenShift Originのセットアップがおしまいだ。バージョンはOrigin v1.3.0-alpha.2。 この例ではVagrantで手元のFedora 24のVMを利用しているけど、どのクラウド上でも、OSもCentOSでもAmazon LinuxでもDockerの新しいの…

Fedora 24でOpenShift Originをセットアップする

Fedora 24にOpenShift Originが追加されたのでセットアップしてみる。以下の2ファイルを作ってvagrant upすればおしまい。インストールされるバージョンは1.2.0のようだ。 Vagrantfile Vagrant.configure(2) do |config| config.vm.box = "fedora/24-cloud-b…

Red Hat Summit 2016 / DevNation 2016 でのリリース

今週サンフランシスコで開催されているRed Hat Summit 2016 / DevNation 2016に関連していろいろリリースされています。随時更新します。 WildFly Swarm 1.0.0.Final http://wildfly-swarm.io/ JBoss EAP 7.0.0.GA http://www.jboss.org/products/eap/downlo…

JJUGナイトセミナー Javaクラウドプラットフォーム大特集でOpenShiftの話をしてきました

JJUGナイトセミナー Javaクラウドプラットフォーム大特集でOpenShiftのお話をしてきました。 #jjug 満員御礼です! pic.twitter.com/2LE5GolA3M— Shin Tanimoto (@cero_t) March 22, 2016 スライドはここです。ハイライトをこちらにも書いておきます。 OpenS…

OpenShift Enterprise 3.1.1にNexusをデプロイする

Mavenリポジトリミラーが内部にあったほうがビルドが高速になって便利なのでOpenShift Enterprise 3.1.1上につくります。 oc new-app sonatype/nexus oc expose service nexus 簡単ですね。これでNexusに http://<nexus url>/ でアクセスできます。この例ではPersistenc</nexus>…

OpenShiftのnodeSelector

OpenShiftのpodはnodeSelectorによって利用するノードが決まります。nodeSelectorにはざっくり2つのレベルがあり、projectのnodeSelectorとDeploymentConfigのnodeSelectorがあります。 上位のproject (namespace)レベルのnodeSelectorは、openshift.io/node…

Dell XPS 13 2015をFedora 23にした

奥さんのラップトップ、以前はそこそこ大きいのが良いということでInspiron 15 2010年モデルだったんだけど、少し前にHDDが壊れてしまいWindowsとはおさらば、SSD換装してFedora 21という構成にしていた。最近は子供も居るしちょこちょこ使うユースケースが…

OpenShift上でネットワークサービスを提供しないイメージでコマンドを実行する

OpenShiftにデプロイするイメージは通常、EXPOSEとENTRYPOINT/CMDが定義されている、ネットワークサービスを提供するイメージです。これらが定義されていないイメージは正常に起動していないとみなされ、動作しません。 例えば、以下のようなDockerコマンド…

MattermostをOpenShift Enterprise 3.1.1上でインスタントアプリケーション化する

MattermostはSlackのようなWebベースのチームチャットツールです。GolangとReactで書かれています。 以下の一行でセットアップができるようになっています。Mattermost 1.4.0, MySQL 5.6でMySQLがPersistentVolume使います。コードはGitHubにあります。 oc n…

WildFly 10.0.0.Final リリースしました

Java EE 7アプリケーションサーバであるWildFly 10.0.0.Finalがリリースされました。WildFlyのサイトからダウンロードできます。 リリースノートはこちら。起動時間は僕の手元で1.6秒でした。 09:53:17,610 INFO [org.jboss.as] (Controller Boot Thread) WF…

OpenShiftのsource-to-image (s2i)をすごく簡単に説明するよ

この投稿はOpen PaaS Advent Calendar 2015の16日目の記事です。 OpenShiftにはソースコードからDockerイメージをビルドするs2iという仕組みがあります。ドキュメントを見ると煩雑な印象を受けるかもしれませんが、実はとっても簡単です。 単体のs2i s2iはgi…

OpenShift専用ホスティングサービス正式開始しました

OpenShift Dedicatedというお客様専用のOpenShiftをホスティング提供するサービスが正式開始しました。 OpenShift DedicatedはRed Hatがセットアップしてメンテナンスも提供するので、お客様は利用するだけ、というモデルになっています。AWS上全リージョン…

OpenShift Origin v1.1 開発Vagrant環境を構築する

この投稿はOpen PaaS Advent Calendar 2015の14日目の記事です。 以前OpenShift Origin v3の最新版を試す - Vagrantで構築編とOpenShift Origin v3の最新版を試す - 利用編という2つの記事を書きましたが、7月時点のものでありバージョンはv1.0系でした。現…

OpenShiftでアプリケーションプロセスを殺してみる

この投稿はOpen PaaS Advent Calendar 2015の13日目の記事です。 OpenShift / Kubernetesではプロセスやコンテナのモニタリングが行われているので、煮たり焼いたり殴ったり殺したりしてもすぐ復旧するらしいのでやってみましょう。 材料はhello-sinatraさん…

OpenShiftでCrashLoopしているPodのログを見る

この投稿はOpen PaaS Advent Calendar 2015の10日目の記事です。 OpenShiftでおもむろにnginxをデプロイしてみます。 $ oc new-app nginx # official "nginx" docker image on docker hub oc get allしてみますが、CrashLoopBackOffという状態になっていて稼…

openshift-ansibleとVagrantでOpenShift Origin v1.1のAll-in-one環境を構築する

この投稿はOpen PaaS Advent Calendar 2015の9日目の記事です。 openshift-ansibleとVagrantでOpenShift Origin v1.1を構築するでは3台構成のOpenShiftを構築しましたが、ちょっと試すだけなら3台も要らないよね?ってことで1台の構成を作ってみましょう。1…

openshift-ansibleとVagrantでOpenShift Origin v1.1を構築する

この投稿はOpen PaaS Advent Calendar 2015の8日目の記事です。 OpenShiftにはopenshift-ansibleというインストーラーのプロジェクトがあり、Vagrantと組み合わせて簡単にOpenShiftの実行環境が構築できるようになっています。Vagrantでのセットアップについ…

年末調整メモ

年末調整ってなんであんなに書きにくいフォーマットなんだろうね?IT化自動化してほしい。 自分は都民共済(生命保険と介護保険の2つに分かれる)と学資保険が子供2人分なので、生命保険のエントリが4つ、介護保険のエントリが2つ。支払の主体としては自分と奥…

OpenShiftにGogsをセットアップする

インターナルでWebhookが使えるGit hostでhttpしゃべるものが欲しかったのだけど、社内のGitがhttpsなのでフロントエンドでプロキシするか別のGit hostを、ということで気になっていたGogs試してみた。この人ボストンで学生やってるっぽいんだけどめちゃめち…

Dockerの不要なコンテナとイメージを削除する

変なgrepしてたりコマンド置換$(...)使ってdocker rmから引数ないぞ警告でちゃうような微妙なサンプルが多かったので、自分のバージョンをメモ。 /etc/cron.daily/docker-cleanupに置いて日次実行にしてます。たまにマニュアルで叩いてたりもします。 #/bin/…

Vagrant libvirt boxのディスクサイズを変更する

Vagrantは便利なんですが、ディスクイメージのサイズが固定されているので、デカイもの突っ込んで新しいイメージを作成とかするときに困ってしまいました。単にデカイのつっこむなら別のディスクをアタッチすればいいのですが、新しいイメージを作る時にはVa…

OpenShift上でprivate Docker registryを動かす

Dockerで遊んでるとテスト用にDocker registryが欲しくなります。Docker registryはdocker run -d -p 5000:5000 registry:latestとかで動かせるのですが、こういうのはOpenShiftに投げてしまうとラクです。 Docker registryのイメージはユーザを切り替えてい…

OpenShift Origin v3の最新版を試す - 利用編

前回OpenShift Origin v3の最新版の環境を構築したので、アプリケーションを動作させてみます。慣れるとある程度複雑な構成のアプリケーションもコピペ感覚でボコボコ生やすことができて面白いですよ。 OpenShiftのクライアントコマンドであるocのバイナリさ…

OpenShift Origin v3の最新版を試す - Vagrantで構築編

OpenShift Origin v3の最新版はVagrantで簡単に試せるようになっています。現時点でのOpenShift Origin v3はバージョン1.0.3がリリースされたところなので、今回動かすのは1.0.4の開発版ということになります。 Vagrantで複数ノード構成を構築することもでき…

Fedora 22でブリッジ接続

インストール後はeno1で普通の有線LAN接続なのを、ブリッジに変更して仮想マシンもブリッジインタフェース使うことで同じネットワークに繋げられるように。 sudo cp /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eno1{,.org} sudo vi /etc/sysconfig/network-scrip…

Fedora 22 WorkstationのLive USBで作業用サーバ

Fedora 22 WorkstationのLive USBはいつも使うので持っているのだけど、ちょっと作業用のサーバを作るのに使ったらインストーラでインストール内容がカスタマイズできないようで困った。今回の用途はsshして使うだけなのでGUIは必要ない。 ちょっと調べたけ…

WildFly 9.0.0.Final リリースしました

Java EE 7アプリケーションサーバであるWildFly 9.0.0.Finalがリリースされました。WildFlyのサイトからダウンロードできます。 リリースノートはこちら。起動時間は8.2.0.Finalとほぼ変わらないようで1.5秒台でした。 10:14:47,764 INFO [org.jboss.as] (Co…